日経平均は大幅反落、金利上昇・円高進行で下げ幅広げる(訂正)

2017年2月2日 16:09

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記事提供元:フィスコ


*16:09JST 日経平均は大幅反落、金利上昇・円高進行で下げ幅広げる(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)ソフトバンクG<9984>、三菱商事<8058>、
(正)ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、

日経平均は大幅反落。1日の米国市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きが決定されたものの、NYダウは26ドル高と小動きだった。本日の日経平均もこうした流れを受けて4円高からスタートしたが、寄り付き後は円相場が強含むとともにマイナス圏で推移した。本日実施された10年債入札が低調な結果となったことから、長期金利の上昇に連れて円相場が一時1ドル=112円台半ばまで上昇し、後場の日経平均は18866.80円(前日比281.28円安)まで下落する場面があった。

大引けの日経平均は前日比233.50円安の18914.58円となった。東証1部の売買高は21億2818万株、売買代金は2兆5703億円だった。業種別では、海運業、鉱業、倉庫・運輸関連業が下落率上位だった。一方、上昇したのは医薬品と卸売業の2業種のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などがさえない。TDK<6762>は買収会社の株価下落を受けて5%安と下げが目立った。板硝子<5202>は増資報道が伝わり8%超安。三菱電<6503>は取引時間中に決算発表して急落した。同様に決算内容が嫌気されたカカクコム<2371>、カプコン<9697>、日本光電<6849>が東証1部下落率上位に並んだ。一方、三菱商事<8058>、日立<6501>、武田薬<4502>などは決算を受けて堅調。中外薬<4519>は前期実績、今期予想ともに市場コンセンサスを上回り急伸した。野村<8604>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>は小じっかり。また、ショーワ<7274>、エムアップ<3661>、扶桑化学<4368>などが東証1部上昇率上位となった。《HK》

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