11時時点の日経平均は3日ぶり小幅反発、決算受け三菱自やスタートトゥが急伸

2017年2月1日 11:15

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記事提供元:フィスコ


*11:15JST 11時時点の日経平均は3日ぶり小幅反発、決算受け三菱自やスタートトゥが急伸
11時00分現在の日経平均株価は19046.31円(前日比4.97円高)で推移している。31日の米国市場では、政権運営の先行き不透明感からNYダウは107ドル安となった。また、トランプ大統領が円安誘導を批判する発言をしたことなどから、円相場は一時1ドル=112円台まで上昇し、日経平均はこうした流れを受けて114円安でスタートした。ただ、その後円相場は1ドル=113円台を回復し、円高一服とともに日経平均はプラスへと切り返した。足元では前日終値を挟んだもみ合いが続いている。

個別では、三菱自<7211>が13%超の上昇となっている。第3四半期決算が市場予想を上回ったほか、通期営業損益を黒字見通しに上方修正したことが好感されている。その他決算発表した銘柄ではスタートトゥ<3092>が急伸しており、日東電<6988>、オムロン<6645>、富士通<6702>も買われている。売買代金上位ではソフトバンクG<9984>がしっかり。また、ワタベ<4696>、プロネクサス<7893>、シーティーエス<4345>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが軟調。通期業績予想を修正した任天堂<7974>、第3四半期決算を発表した村田製<6981>や富士フイルム<4901>の下げが目立つ。また、新光電工<6967>、ブレインパッド<3655>、日本調剤<3341>などが東証1部下落率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)《HK》

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