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ビジョン、ネット不要のウェアラブル翻訳端末「ili」をレンタル
「ili(イリー)」(ビジョンの発表資料より) [写真拡大]
ビジョンは31日、ウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」のレンタルサービスを4月下旬から開始すると発表した。
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「ili」は、話した言葉を一瞬で音声翻訳するウェアラブル翻訳デバイス。日本語、中国語、英語に対応しており、2017年夏には韓国語にも対応する予定。翻訳は搭載しているコンピューターにより行うため、インターネット接続も不要。独自技術のSTREAM(ボイス・ストリーミング・トランスレーション・システム)により最速0.2秒の翻訳を実現しており、旅行でよく使うフレーズにフォーカスした海外旅行専用の辞書も搭載。的外れな誤訳を削減すると共に、最新トレンドや地名を増やすことで「伝わる」翻訳を実現したという。
音声は大音量でクリアなものとなっており、外出時や人混みでの使用も考慮した設計に。利用シーンは、一般的な会話をはじめ、旅行中の買い物やトラブル、レストランでの使用など、様々な場面を想定している。
機器の受取、返却は国内14の空港およびビジョン新宿営業で可能となっており、郵送での申込みも受け付ける。成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、大阪国際空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、宮崎空港では、当日申込にも対応する。
ビジョンは、海外向けWi-Fiルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」や、インバウンド(訪日外国人旅行者)向けWi-Fiルーターレンタルサービス「NINJA WiFi」を提供している。
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