暗号化電子メールサービスLavabit、米大統領就任式の日に復活を宣言

2017年1月28日 17:12

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 暗号化電子メールサービスの米Lavabitが20日、復活を宣言した(復活宣言RegisterThe Next WebSoftpedia)。

 復活の日に20日を選んだのは、平和裏に政権を委譲するという、米国で最も神聖な民主的伝統の一つである大統領就任式の日であり、政治的立場にかかわらず、合衆国憲法が保障する自由と正義を共有する価値として認識する日であるからだという。

 LavabitのLadar Levison氏は2013年8月、FBIに要求されたエドワード・スノーデン氏に関する情報の提供を拒否し、サービスを閉鎖した。Levison氏は2014年にKickstarterで資金調達し、エンドツーエンドの暗号化を可能にするメッセージングプロトコル「Dark Internet Mail Environment (DIME)」とDIMEに対応したFOSSのメールサーバー「Magma」の開発に着手している。新生LavabitではDIMEとMagmaが利用できるようになるとのこと。

 現在、Lavabitはユーザーデータベースの復元やDIMEへの移行作業などを行っており、閉鎖前にLavabitを使用していた既存のユーザーを対象に限定オープンしている。既存のユーザーは以前のアカウントでアクセス可能だ。新規ユーザーは移行期間中に事前登録することで、サブスクリプション費用が半額になる。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | 通信 | 暗号 | アメリカ合衆国 | プライバシ

 関連ストーリー:
米議会の暗号化ワーキンググループ、暗号に対する「バックドア」提供に反対との姿勢を示す 2016年12月28日
PGPは有害無益? 2016年12月21日
Lavabit閉鎖の理由、やはりスノーデン氏であったことが判明 2016年03月21日
オランダ警察、「PGP Blackberry」で使われているPGP暗号化されたメールを解読していた 2016年01月19日
Gmail、暗号化されていない経路で受信したメールに警告を表示へ 2015年11月17日
LavabitとSilent Circle、電子メール暗号化サービスを相次いで中止 2013年08月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード米国憲法FBIエドワード・スノーデンLavabitKickstarter

関連記事