政宗君のリベンジ 第2話「シンデレラは笑わない」【感想レビュー】

2017年1月22日 22:04

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政宗君のリベンジ 第2話「シンデレラは笑わない」【感想レビュー】©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

政宗君のリベンジ 第2話「シンデレラは笑わない」【感想レビュー】©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会[写真拡大]

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  前回は、苗字を変えて愛姫の学校に転入したにも関わらず、最後には下駄箱には豚足と書かれた手紙が置かれ、あんなに用意周到だったのにあっさりバレてしまった政宗に、思わず笑わせられてしまった、てる吉です。

  さて、第2話のあらすじと感想にいってみましょうか。

■政宗君のリベンジ 第2話「シンデレラは笑わない」


  昔の過去を知る誰かが近くにいると分かり、焦りを隠せない政宗。そんな時、愛姫が所属する美化委員に欠員が出たことを知る。これは彼女に近づくチャンスだと、自ら進んで立候補するのだが・・・。

■正宗の過去を知る人物の正体は一体誰なのか・・・?


  手紙を入れた犯人が分からず、周りを気にして誰をも疑ってしまう政宗。てか、彼と目があっただけで顔赤くする女子達ちょっとウザったい(笑)。「豚足ってあり得ないよね」と、大声で言うクラスメイトの声に過大に反応して椅子から転げ落ちてしまう。

 だが、それはお弁当に入っている豚足の話題だった。紛らわしいな。そもそもお弁当に豚足って珍しくないか? 昔のいじめられていた過去を思い返し、穏やかではない。イケメンの彼も、昔の姿を知ったみんなは手のひらを返すかもしれないと心配になっていた。その気持ち、凄い分かるかも。

  手紙の犯人を捜そうと決意する政宗。そこにダッシュで廊下を走り、大声をあげる多くの生徒達が。そう、お昼恒例の昼休み売店競争だ。その中に吉乃が1人いるのだが、小さくて力もない彼女は行列の中に入っていけない。仕舞には押され、政宗の目の前に転んできてしまう。そう、スカートが捲れ上がり、パンツが丸見えの状態で! な、なんとここでサービスシーンがきた! 薄い緑色のパンツか・・・。ごちそうさまです。しっかりと脳裏に刻み付けておいたので安心してください。力尽きたふりをして、ちゃっかり政宗にお使いを頼む吉乃さん、マジ小悪魔(笑)。爆弾コロッケ5つとカツサンド4つだと!? 愛姫さん、そんなに食べるのかよ・・・。

 そんな彼女についていこうとする政宗。だが、彼女は逃げようとする。なんとか説得して許可を得た政宗だが、壁ドンされて怖がる吉乃ちゃんは可愛すぎた。

  政宗曰く、吉乃はいじわるな継母にいじめられたシンデレラだそう。その例え、凄い分かりやすいな。体育倉庫に帰ると、案の定足を組んで待っている愛姫がいた。だが、ご飯を食べる時の表情はゆるキャラみたいで萌えます。隙間から政宗が見ているとは思いもしないであろう彼女。咳込む愛姫を見てすぐさま水を買いに行く吉乃。

 2人になった今がチャンスとばかりに、倉庫に乗り込む政宗。ちゃっかり彼のケガの心配をする彼女は優しいのかも・・・? 「あんたに迷惑をかけるつもりはなかったのよ」と、なんともツンデレらしい発言。でも彼女、デレてると言うにはまだほど遠いから悪しからず。吉乃が戻ってくるが、足がつまずいてまたしてもパンツを露わにして転ぶ。コイツ、ドジっ子キャラで定着か。愛姫は正宗の目を潰してパンツを見せまいとする。マジドSだわ。彼に飲み物を差し入れする吉乃さんは天使だった。鼻にとんかつソースがつきながら吉乃のことを語る愛姫さん、シュールすぎ。

 「小岩井さんより、俺を頼りにしてくれると嬉しいな」と囁く政宗、少女漫画の見すぎだろ!

 そして次のステップとして、彼女のメールアドレスを手に入れることを目標にするのだった。

  夕焼けの公園を歩く政宗をトラップが襲う。陰から「豚足」と呼び、彼の正体を知る自分がついに姿を現す! なんと、手紙を送りつけた犯人は、吉乃だったのだ! 昔のいじめっ子の中や、愛姫の周りには彼女はいなかったはず・・・いや、いた。彼が気付かなかっただけで、愛姫の屋敷の窓から彼女の見つめる吉乃が小さく写真に写っていたのだ。吉乃の家は、安達垣家に仕えて300年という切っても切れない関係にあったのだ。だが、吉乃は政宗の復讐に協力する言い出したのだ。お前、何を言ってるんだ? それはつまりご主人様を裏切るということだが、分かっているのだろうか。信用できないと言う政宗は正しい。

  未だ教室の場所が曖昧な妙が親切に彼に教えてあげようとする。クラス委員長とはいえ、優しいよなあ。試しに彼女のアドレスを聞こうとするのだが、ここで1つ問題があることに気付く。アドレス交換の際、自分のアドレス帳、つまり自分の登録している人が相手に分かってしまうのではないかという不安だった。

 残念なことに、彼の登録者は0人! 困った彼は、小十郎に必死の形相で聞き込む。まあそんなこんなで、大丈夫だと言うことだ分かったのだが、そんなことも知らない彼は少しばかり常識がないと思う。

■愛姫に近づく予期せぬチャンスがやってくる!


  美化委員に欠員が出たことを知る。それは愛姫が所属する委員会であった。チャンスと思った政宗は、自ら立候補することに。だが、当の愛姫は全く無関心なようで。1人教室でしょげる彼に、妙が迷惑をかけてしまったと声をかける。あれ、なにこれ? なんかすごくいい雰囲気じゃないですか? 近くに座った彼女は、映画館を2人で見に行こうとアプローチ! なかなか積極的ですなあ。

 せっかくのお誘いなのに、「あの・・・俺、今は・・・」と消極的な返事。去り際の彼女は、とても寂しそうだった。私なら喜んで誘いを受け入れてしまいそう。だが、実は後ろで愛姫が見ていたのだ。呆れかえった顔をする愛姫。「おモテになって結構ですこと」と、とげのある発言に、政宗は勝手に嫉妬ではないかと解釈する。本当にそうだったらいいのですがね。「好きでもない子にいくら誘われても・・・」と暗い表情で返す彼。「誰ならいいの?」との返しに、「安達垣さん」と素直に答える。意外にも彼女は微笑んで、ありがとうと一言。アドレスを教えてほしいと頼んでも、いいわよと笑顔で。だが、携帯は修理に出しているとも。次の当番でアドレスを教えると。

 あれ、なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ? ま、まああの安達垣さんが簡単に落ちるはずがありませんものねえ・・・。 

  案の定、いくら待っても彼女は現れなかった。だが、黒板を見やると一通の手紙が。そこには「教卓の中を見て下さい」と。教卓の中にはまたしても手紙が。なんだこれ(笑)。何回も見たことあるようなやつや! そして、散々振り回された挙句に「はじめの場所から窓の外を見て」と。だったら最初から窓の外でいいやんけ! 外を見ると、彼を見つめて佇む愛姫の姿が。彼女は「お断りよ」というメッセージを見せつけ、してやったりの顔で去るのだった。こ、コイツやりよるなあ。性格歪んでるな。

  そんな彼に「お気の毒様」と後ろから声をかける吉乃。笑いに来たのかと思えば、「私に任せておけばアドレス交換も、デートも思いのままだよ」と、むしろ政宗を応援するかのような発言。そして、彼の携帯を取ると、自分の電話番号とアドレスを登録するのだった。おいおい、吉乃って本当に味方だったのか?

■手紙の差出人の意外な正体が明らかに!!


政宗君のリベンジ 第2話「シンデレラは笑わない」

画像引用元:©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

  過去を知る人物の正体は、意外なことに愛姫の近くにいる吉乃でした。でも、実は小さいころから彼女の使用人として働いていたそうですね。ただ、政宗が気付かなかっただけという(笑)。

 そんな主人に背くかのように、政宗に協力すると最初に言った時は、全く信用できませんでした。だけども、最後には自分の電話番号とアドレスを政宗に教えるなど、信用できることをしてくれました。それと同時に、ご主人様に歯向かっていいの? という一抹の不安もあったり、複雑な心境です。

 彼に協力する理由としては、今までずっとこき使われてきた腹いせみたいなものなのでしょうかね。

 そうなると、吉乃ってちょっと怖い・・・。表ではペコペコしながら、裏では一矢報いたいと考えてる腹黒キャラと言っていいのではないかと。そして、愛姫はガードが固いですね。全くデレる様子もない。でも、手紙を使って散々政宗を振り回したりと、子供な一面もあったり。そこが可愛いんですけどね。

 彼女のデレるところが早く見たい! そんな期待を胸に、次回の放送を楽しみにしたいと思います。

  原作:竹岡葉月       監督:湊未來       出演:花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、早見沙織  他       製作:SILVER LINK.       公式サイト:http://masamune-tv.com/

(あにぶ編集部/てる吉)

©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

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