概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は小幅続落、GMKNの大幅下落が指数の足かせとなる

2017年1月13日 09:48

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記事提供元:フィスコ


*09:48JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は小幅続落、GMKNの大幅下落が指数の足かせとなる
【ブラジル】ボベスパ指数 63953.93 +2.41%

12日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1507.67ポイント高(+2.41%)の63953.93で取引を終えた。64342.39まで上昇した後、一時62448.02まで下落した。

予想以上の利下げが引き続き好感され、ブラジル株に買いが継続した。ブラジル中央銀行は日本時間12日未明、政策金利であるセリック金利を0.75%引き下げ、13%とすることを決定した。これは市場予想以上の利下げとなった。また、通貨レアルが米ドルに対して上昇したこともブラジルからの資金流出懸念を後退させた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手がかりとなった。

【ロシア】MICEX指数 2212.00 -0.30%

12日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMICEX指数は前日比6.61ポイント安(-0.30%)の2212.00で取引を終了した。2228.55から2205.55まで下落した。

資源大手ノリルスクニッケル(GMKN)の大幅下落が指数の足かせとなった。インドネシア政府が資源会社の輸出規制を緩和したとの報道が嫌気されたもようだ。一方、指数の下値は限定的。ブレント原油価格の上昇がサポート材料となった。石油輸出国機構(OPEC)加盟国が減産を実施しているとの報告が好感されたもようだ。また、通貨ルーブルが米ドルに対して上昇したこともロシアからの資金流出懸念を後退させた。

【インド】SENSEX指数 27247.16 +0.39%

12日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比106.75ポイント高(+0.39%)の27247.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.55ポイント高(+0.32%)の8407.20で取引を終えた。

狭いレンジで一進一退の展開を示した。景気対策への期待から買いが継続した。また、通信・IT関連株の続伸も指数をサポート。同セクターの四半期決算が好転するとの期待が物色手がかりとなったもよう。

【中国本土】上海総合指数 3119.29 -0.56%

12日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比17.47ポイント安(-0.56%)の3119.29ポイントと3日続落した。

市中金利の上昇基調がネガティブ。上海銀行間取引金利(SHIBOR)は今年に入り上げ足を速め、1カ月物はこの日、約1年8カ月ぶりの高い約3.63%に達している。資金調達コストの上昇など、実体経済に対する悪影響が懸念される状況だ。《CS》

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