4日の香港市場概況:ハンセン0.1%安と5日ぶり反落、中国インフラ関連は逆行高

2017年1月4日 18:14

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記事提供元:フィスコ


*18:14JST 4日の香港市場概況:ハンセン0.1%安と5日ぶり反落、中国インフラ関連は逆行高


4日の香港市場は小幅ながら値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比15.93ポイント(0.07%)安の22134.47ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が18.56ポイント(0.20%)安の9440.99ポイントとそろって5日ぶりに反落した。売買代金は525億200万香港ドルと低水準が続いている(3日は493億2900万香港ドル)。


金利上昇の警戒感が再燃。米景気指標が一段と改善したことで、米金利の先高観が強まっている。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利の上昇が不安材料として意識された。香港銀行間取引金利(HIBOR)の3カ月物は、昨年12月初旬に上昇ピッチを速め、足元では約8年ぶりの高水準に達している。朝方は米中の景況感が上向いたことを材料に買われたものの、程なくマイナスに転じた。


ハンセン指数の構成銘柄では、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が1.3%安、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が1.2%安、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が1.0%安と下げが目立った。本土系と香港系の銀行株も総じてさえない。


一方、インフラ関連セクターは高い。鉄道建設大手の中国中鉄(390/HK)が2.7%、同業の中国鉄建(1186/HK)が2.4%、177鉄道車両最大手の中国中車(CRRC:1766/HK)が1.9%、建機大手の中国龍工HD(3339/HK)が7.6%ずつ値を上げた。受注期待が強まる。国有企業の中国鉄路総公司が3日開いた会議で、2017年の鉄道投資が16年と同じ高水準に設定されることが明らかにされた。同会議では、鉄道関連企業の「混合所有制改革」を推進する方針も示されている。


【亜州IR】《SK》

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