香港税関、シンガポール軍装甲車の押収継続を表明

2017年1月4日 13:11

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記事提供元:フィスコ


*13:11JST 香港税関、シンガポール軍装甲車の押収継続を表明
武器密貿易の疑いで香港税関が押収していたシンガポール軍の装甲車9台が3日、露天の保管場所から姿を消した。シンガポール紙によると、香港税関はこの日、室内に保管場所を変えたと説明しており、装甲車がまだ返還されていないことが分かった。
これらの装甲車は、台湾高雄港~シンガポールの商船に積まれて香港に寄港した際、11月26日に香港税関によって押収された。台湾での演習の帰りだったとみられている。シンガポール政府は香港政府に対し、装甲車の返還を求めている。
中国外交部が先ごろ開いた記者会見では、香港税関による装甲車の押収について、「シンガポールと台湾の軍事関係に対する中国政府の不満の表れかどうか」との質問があがった。耿爽・副報道局長は「香港を出入りする人員と貨物は、香港の法律に従うべき。また、中国と国交のある国が台湾と軍事を含めた政府間交流を行うことに、中国政府は一貫して反対してきた」とコメントしている。

【亜州IR】《ZN》

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