小さなエネルギーでトレンドが強まりやすい需給状況/東京株オープニングコメント

2016年12月26日 08:32

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:32JST 小さなエネルギーでトレンドが強まりやすい需給状況
 26日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。連休明けにより、改めて物色意欲が強まるかが注目されるところ。日経平均は続落ながらも小幅な下げにとどまっているほか、メガバンクの底堅い値動きをみると、トランプ政権に対する物色意欲の強さも窺える。参加者は限られようが、指値状況の薄い中、小さなエネルギーでトレンドが強まりやすい需給状況となる。

 また、参加者が限られる中での年内のこう着は想定内であり、完全に年末モードからこう着感が強まるようであれば、直近IPOなどに短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。ただし、市場のムードとしては、トランプ政権に対する思惑や2017年のテーマ等への物色が意識されそうだ。

 2016年は英国のブレグジット、米大統領選での予想が裏切られる波乱の年だったが、トランプ政権への期待が高まるなか、海外勢の買い越し基調によって日経平均は年初来高値を更新し、2万円の大台に迫っている。足元で高止まりが続いているが、11月からの海外勢の買い越し基調が継続しているなか、需給変化がみられるまではトレンドに逆らう必要はない。信用需給では売り方の評価損益率は-15%を超えており、14年9月26日時点以来となる。《AK》

関連記事