今年のクリスマス、20代、30代男性の3割以上が「1人で過ごす」

2016年12月11日 22:21

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記事提供元:エコノミックニュース

 いよいよクリスマスシーズンの到来だ。今年は20代、30代男性の3割以上が今年のクリスマスを「1人で過ごす」予定だという。楽天リサーチは、「クリスマスに関する調査」をインターネットで実施した。今回の調査は、11月11日から12日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行った。

 まず、今年のクリスマスの予定で、誰と過ごすかを聞いたところ、全体の6割以上(65.3%)が「パートナー(配偶者・恋人など)」と過ごす予定であり、続いて「子ども(36.5%)」という結果となった。一方、「1人で過ごす」という回答について見ると、20.4%となっており、性年代別でみたところでは、20代男性(33.3%)、30代男性(32.1%)とともに、3割以上が「1人で過ごす」予定である一方、20代女性だと約2割(18.3%)、30代女性になると約1割(9.5%)と、同世代でも男女で差が見られた。男女合計で見ると20代の約4人に1人(25.8%)が「1人で過ごす」と答え、他の年代に比べて最も1人でクリスマスを過ごす予定の割合が高いことがわかった。

 平日だった昨年のクリスマスの過ごし方と休日である今年のクリスマスの過ごし方の予定を聞いたところ、その結果にはあまり大きな差はなく、どちらも「いつもと変わらずに過ごす」という項目が最も高い結果となった(昨年:45.6%、今年の予定:46.3%)。また、昨年と同様、20代は他の年代と比べ、「レストランなどでの外食」、「ショッピング」、「イルミネーションを見に行く」という項目が高く、外出する予定が多い結果となった。

 パートナー(配偶者や恋人など)にもらいたいプレゼントの価格と、あげたいプレゼントの価格について聞いたところ、女性のもらいたいプレゼントの価格平均は14,795円で、あげたいプレゼント価格平均の10,815円を上回り、その差額は約4,000円になった。一方で、男性はもらいたいプレゼント価格平均11,866円に対して、あげたいプレゼント価格平均のほうが1,582円上回り、13,448円となった。女性は全年代で、もらいたいプレゼント価格平均の方が上回り、特に30代(差額5,565円)と50代(差額6,760円)でその差が大きかった。30代女性はもらいたい(21,319円)・あげたい(15,754円)プレゼント価格平均の両方が他の女性の年代と比べて最も高い結果となった。

 一方、男性は60代以外はあげたいプレゼント価格平均のほうが上回り、特に20代(差額3,743円)と50代(差額4,562円)でその差が大きかった。男性だと、もらいたいプレゼント価格平均は最も低い50代以外の年代ではあまり差はなかったが、あげたいプレゼント価格平均は30代(14,901円)と40代(14,386円)を超えて20代(15,788円)が最も高い結果となった。

 最後にクリスマスに食べたいものと飲みたいものを聞いたところ、食べ物では「チキン(フライドチキン、ローストチキンなど)(53.0%)」がトップとなり、「クリスマスケーキ(52.8%)」、「ビーフ(ローストビーフ、ステーキなど)(26.6%)」がそれに続いた。飲み物では、「シャンパン(39.9%)」が最も高く、それ以降の「ワイン(赤)(19.7%)」、「ビール(発泡酒・第3のビール含む)(18.9%)」、「ワイン(白)(17.5%)」と大きく差が開く結果となった。(編集担当:慶尾六郎)

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