【銘柄フラッシュ】東京電力HDが何と18%高となり本日上場のグッドコムアセットは好スタート

2016年12月8日 19:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 8日は、東京電力ホールディングス<9501>(東1)が政府の融資拡大観測報道を受けてストップ高の17.5%高まで上げ、原発事業や送配電事業の分離再建の可能性などが伝えられて動意を強めてから3日間で3割近い急伸。電力株は関西電力を除きすべて高い。

 8日、新規上場となったグッドコムアセット<3475>(JQS・売買単位100株)は投資用マンション開発などを行い、公開価格は1950円。買い気配で始まり、9時59分に公開価格を32%上回る2582円で初値がついた。高値は前場の2632円、大引けは2270円。

 ソフトバンクグループ<9984>(東1)は引き続き孫社長と米トランプ氏との会談などを好感して5.5%高の続伸活況高。米国での携帯端末事業に対する期待に加え、トランプ氏の不動産事業は米ラスベガスでも展開するとあって、ソフトバンクGも日本のIR法案(カジノ解禁を含む統合型リゾート法案)成立の恩恵を受ける期待が。

 オルトプラス<3672>(東1)はソニー<6758>(東1)グループとのスマートフォン向けゲーム事業などが期待されてストップ高の24.5%高。クボテック<7709>(東1)は超電導フライホイール蓄電システムなどに期待が衰えず3日連続ストップ高の16.0%高。日東製網<3524>(東1)は昨日発表の四半期決算が大幅な上ぶれ着地となったほか、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が9日打ち上げ予定の基幹ロケット「H2B」では「宇宙ごみ」除去の実証実験も実施とされて関連性が言われ10.9%高。

 栗林商船<9171>(東2)は仕手色がある上、青函フェリーやホテル事業も展開するとあってIR法案(カジノ解禁を含む統合型リゾート法案)に期待する様子があり急動意急伸の21.7%高。日本ピグメント<4119>(東2)は業績予想を増額した10月下旬に急伸したまま高値圏で値固めが続きテクニカル妙味が煮詰まってきたとされて再び動意を強め6.7%高と年初来の高値。

 DDS<3782>(東マ)はオンライン認証ソリューションが日本ヒューレットパッカードに採用されたとの発表が好感されてストップ高の26.5%高。ドリコム<3793>(東マ)はソニーグループ企業との協業が好感されて急反発の出直りとなり15.6%高。 日本ファルコム<3723>(東マ)は7日付で人気ゲームの「mixiゲーム」などでのチャネリングサービス開始と発表したことなどが言われて9.8%高の急伸。

 日本一ソフトウェア<3851>(JQS)はソニーグループとの協業が好感されてストップ高の14.4%高。ナ・デックス<7435>(JQS)は7日発表の四半期業績好調で通期見通しを増額修正したため見直され9.7%高。共和工業所<5971>(JQS)は5日に業績予想の増額が好感されてストップ高となったあと小休止だったが、8日は政府が大企業と系列企業や下請け企業との取引慣行の改善を図り、資金繰り改善に向けて現金払いを原則化すると伝えられたことが言われて再動意となり5.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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