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立ち見客も「この世界の片隅に」が上映開始初日からスゴいことに!!
立ち見客から拍手まで!?「 この世界の片隅に 」が上映開始初日からスゴいことに!!© こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
11月12日(土)より片淵須直監督のアニメ映画「 この世界の片隅に 」の上映がスタートしました。当日はTwitterのトレンド入りするなど、すごい勢いとなっておりました。その様子を紹介します。
■「 この世界の片隅に 」を知らない人へのざっくりとした紹介
その前に、まだ本作を知らない方にざっくりと説明します。こうの史代先生による同名漫画作品を原作に、「マイマイ新子と千年の魔法」の片淵須直監督がアニメーション映画化。
本作は、1940年代半ばの広島の呉を舞台に、主人公の浦野すずさんが体験する嫁入りと戦争が平行して織りなす日常を描いた作品です。戦争物というと辛辣な話になりがちだが、もちろんそんな一面も描かれる一方、すずさんののんびりとした人柄や、和やかな家族とのやり取りが“楽しく”思える作品となっています。
また、その主人公すずさんの役を、能年玲奈ことのんさんが務めることでも話題になりました。記録的なクラウドファンディングの支援も経て、満を持して11月12日(土)に公開となったわけです。
■初日から大盛況の映画館達!
期待の熱も熱かったこともあり、公開間もなく多くのお客さんがTwitterに映画館の様子を伝えてくれる状況となっていました。そんな中でもっとも驚きの集客だったのはテアトル新宿。
こちらの映画館では当日、舞台挨拶が2回行われました。これらの舞台挨拶には片渕須直監督に、ボイスキャストののんさんと藩めぐみさん、さらには本作の主題歌を務めたコトリンゴさんも登壇。舞台挨拶ということで、立ち見客もありの満席であることが、「この世界の片隅に」のTwitter公式アカウントからも報告されています。
ただ、この満員っぷりは舞台挨拶だけじゃなかったのです。なんと当日の上映回はほとんど完売という事態になっていたのです。さらにそれだけではありません。土曜日のうちから翌日の日曜日の分まで、各回残り僅かになってしまう程チケットが売れてしまう事態になってしまったそうです。すごい勢いです。
また、この盛況っぷりはテアトル新宿だけではなかった模様。同じく舞台挨拶が行われた渋谷ユーロスペースも満員御礼。ユナイテッド・シネマ豊洲や109シネマズ二子玉川では上映終了後に拍手が湧く回もあったとか。初日、早々パンフレットが完売してしまう上映館もあり、明らかに“普通じゃない”事態が各地で起こっていたようです。
■場所によりギャップ有り!?そこまで大盛況でない映画館も。
一方で、映画館によっては都心の映画館の盛況っぷりとは大きな差も生まれている模様。
テアトル梅田こそ満員になっていたものの、109シネマズ大阪エキスポシティやシネ・リーブル神戸などは比較的空いていたという報告がありました。さらには物語の舞台ともなっている呉にあるポポロシアターさんでもそこまでの満員っぷりではない模様。その他イオンシネマ系列などでも比較的ゆったりとした環境で鑑賞できる報告が多く確認できます。
そんな中、本作を推している映画評論家町山智浩氏がそんな空きがちの映画館情報を一時的にTwitterで拡散連絡して応援するという一幕もありました。
また、そもそも近隣の映画館でやっていないという嘆きのツイートも複数確認できるのも見逃せません。需要と供給に大きな波のある状態とも言えます。
というように映画館によって客足の雰囲気は大きく変わっている作品となっている「この世界の片隅に」。この様はまさに、口コミ効果で広がりそうな傑作の予感がしてこないでしょうか。今“キテる”映画なのは間違いないです。
本作を全然知らなかった人や興味があまりなかったという方も近隣の映画館で上映が行われていたら、是非チェックしてみて下さい。
日本でもこんなテロがあったら…と考えてしまうアニメ『 残響のテロル 』
(あにぶ編集部/ネジムラ)
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