「ポーランド映画祭 2016」新宿で開催、アンジェイ・ワイダ監督を特集

2016年11月7日 22:47

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記事提供元:ファッションプレス

 「ポーランド映画祭 2016」が、2016年11月26日(土)から12月16日(金)まで、東京・新宿にあるシネマート新宿で開催される。

 “ポーランド映画の父”として知られる偉大な映画監督、アンジェイ・ワイダが2016年10月に逝去したことを受け、急遽プログラムを変更し、開催期間を1週間延長して行われる「ポーランド映画祭 2016」。イベント内では、“追悼アンジェイ・ワイダ監督特集”と、“ポーリッシュ・シネマ・ナウ!”という2つの特集を組み、全17作品が上映される。

 最新のポーランド映画を紹介する“ポーリッシュ・シネマ・ナウ!”では、画家ベクシンスキーの家族を描いた「最後の家族」や、2016年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ」等の良作を7本上映。また今回この映画祭のため、9月末にワイダ監督の自宅にて撮影した「仕返し」「菖蒲」「戦いの後の風景」「夜の終りに」についての監督による貴重なコメントを、各作品上映前に上映される。

 さらに、イベント初日2016年11月26日(土)16時20分より、ポーランド映画祭用に収録した、アンジェイ・ワイダ監督の貴重な生前最後の映像を上映。ポーランド映画を世界に知らしめた偉人の作品に是非触れてみては。

【概要】
ポーランド映画祭 2016
期間:2016年11月26日(土)〜12月16日(金)
場所:シネマート新宿
住所:東京都新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル

・追悼アンジェイ・ワイダ監督特集!
「世代」(1954年)
「地下水道」(1956年)
「灰とダイヤモンド」(1958年)
「夜の終りに」(1960年)
「サムソン」(1961年)
「戦いのあとの風景」(1970年)
「大理石の男」(1977年)
「コルチャック先生」(1990年)
「仕返し」(2002年)
「菖蒲」(2009年)

・ポーリッシュ・シネマ・ナウ!
「最後の家族」(2016年)
「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ」(2016年)
「ボディ(原題)」(2015年)
「ワルシャワ44 リベリオン/ワルシャワ大攻防戦」(2014年)
「ヨアンナ」(短編ドキュメンタリー)(2013年)
「わたしたちの呪縛」(短編ドキュメンタリー)(2013年)
「ルージャ/薔薇」(2011年)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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