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今年度上期の緊急発進は594回、69%が中国機
記事提供元:エコノミックニュース
防衛省統合幕僚監部は今年度上半期の軍用機による緊急発進(スクランブル)を16日までに公表した。回数は594回で、前年度同期(343回)に比べ251回増加し、1.7倍になった。推定を含め対象国は中国機が69%、ロシア機が30%になっていた。
統合幕僚監部は、今年度上期の特徴として「中国機に対する緊急発進が407回」と前年度同期に比べ176回も増加していることをあげた。407回は国・地域毎の緊急発進公表開始の平成13年度以降で『過去最多』という。
ロシア機については180回の回数になり、前年度同期に比べ72回の増になった。また中国機では戦闘機が多く見られたが、ロシア機については爆撃機が目立ったとしている。
また、スクランブル594回は平成3年度から平成23年度のいずれも年間回数を上回っている。また、平成に入って最も少なかった平成16年度(141回)の4倍以上に上っている。(編集担当:森高龍二)
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