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「ロボホン」が接客やプレゼン―シャープが法人向けプラン
シャープは、ロボット型電話「ロボホン」の法人導入を本格的に開始すると発表した。写真は、ロボホン。(写真提供:シャープ)[写真拡大]
シャープは3日、ロボット型電話「ロボホン(RoBoHoN)」の法人導入を本格的に開始すると発表した。導入した法人向けに、受付や接客、観光案内、見守りなどビジネスシーンで活用できるアプリケーションパック「お仕事パック」を提供する。また、「ロボホン」専用アプリを開発し販売する企業と契約し、サポートしていく「認定開発パートナー制度」を開始するという。
「ロボホン」は人との会話、3G/LTEの通信回線を使用した音声通話・データ通信機能、写真撮影、内蔵レーザープロジェクターの写真・映像の投影などの機能を備える小型ロボット。
5月26日の発売以来、法人向けの活用について多数の問い合わせや要望があり、企業/施設/店舗などでの受付や接客、イベントでの利用、観光案内、見守りなどといったニーズに対応するため、「お仕事パック」を提供するという。
「お仕事パック」は「受付・接客アプリ」、「プレゼンアプリ」、「遠隔アプリ」の3つのアプリから構成されている。
「受付・接客アプリ」は、企業などでの受付や接客シーンで「ロボホン」が顧客を案内したり質問に回答する。案内や想定される質問と回答は導入企業で自由に設定できるという。
「プレゼンアプリ」は、プロジェクターや、Android対応スマートフォン・タブレットなどで画面を表示しながら導入企業が設定した内容を「ロボホン」が説明する。営業サポートや観光案内に利用できる。
「遠隔アプリ」は、自宅にいる高齢者や子供に外出先などからメッセージを送り、受信者がメッセージを確認したことを送信元に通知する。遠隔地から「ロボホン」を使って写真撮影もでき、離れた場所から自宅の状況を確認できる。
利用料金は、「ビジネス無制限プラン」が年額12万3,000円(税抜)/1台、「お仕事パック」が4万8,000円(税抜)/1契約となる。
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