ホンダの中国合弁:「アコード ハイブリッド」発売、363万円から

2016年9月29日 12:02

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記事提供元:フィスコ


*12:02JST ホンダの中国合弁:「アコード ハイブリッド」発売、363万円から
ホンダ<7267>と広州汽車集団との中国合弁である広汽本田(広汽ホンダ)は28日、新型「アコード ハイブリッド」を発売した。ホンダが中国で初めて現地生産するハイブリッドモデルとなる。3仕様を揃えた。メーカー希望小売価格はそれぞれ23万9800人民元(約363万円)、25万9800人民元、27万9800人民元に設定している。盖世汽車が28日付で伝えた。
ホンダ独自の2モーター式ハイブリッド機構「i-MMD」を搭載。2.0リッターエンジンを積み、最高出力107kW、最大トルク175Nm。モーターは最大出力135kW、最大トルク315Nmとなる。タイヤ規格の違いから100キロ走行当たりの燃費は、「R17」型式が4.2リッター、「R18」型式が4.4リッターなど。
リチウムバッテリーについては、購入後10年、または走行距離20万キロまでの長期メンテナンス補償体制を完備。車体本体には、3年または走行距離10万キロまでの補償を設けた。
本田技研工業の中国新車販売は、月次ベースで10万台を超えて推移している。今年8月の販売は、前年同期比36.8%増の10万7531台に伸びた。前年同期比39.5%増を記録した7月の10万1976台を5.4%超過。小型SUVの消費者需要を取り込むなか、6カ月連続で月次最多を更新した。
現地生産車に限定すると、36.3%増の10万6663台。内訳は、広汽ホンダが23.5%増の5万5658台、東風本田(東風ホンダ)が53.6%増の5万1005台となっている。
1-8カ月の累計では、22.6%増の75万3585台を数えた。うち現地生産車は22.7%増の75万1166台に上る。その内訳は、広汽ホンダが7.3%増の40万2395台、東風ホンダが47.1%増の34万8771台。
2016年の販売目標は、広汽ホンダが62万台、東風ホンダが45万台に設定している。それぞれの達成率は、77.5%、66.2%。

【亜州IR】《ZN》

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