ファミリアやアンリアレイジが参加 神戸の“べっぴん”を全国へ発信「神戸別品博覧会」

2016年9月15日 22:01

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記事提供元:アパレルウェブ


 神戸ブランドを全国に発信するための官民一体型イベント「神戸別品博覧会」(神戸別品博覧会実行委員会)が10月5日(水)から2017年5月7日(日)まで、神戸・三宮ゼロゲートで開催される。

 同イベントは、NHK連続テレビ小説の次回作として、神戸を舞台にした「べっぴんさん」の放送が決定(10月3日開始)したことを機に、神戸の魅力を改めて全国に発信するもの。美しい女性を表す言葉“べっぴん”は、江戸時代では“別品”と書き、“特別に良い品”という意味を持つという。期間中は、地元参加企業とアーティストがコラボレーションして生まれた商品を展示販売。2017年2月には都内の大手百貨店でも販売イベントを開く計画するなど、全国規模で神戸の“別品”をアピールする。

 同実行委員会には、委員長の横山剛SRCグループ会長をはじめ、ファミリアの岡崎忠彦社長や、フェリシモの矢崎和彦社長、ARIGATO-CHANの坂野雅社長らが参画。作家の小山薫堂氏や画家の寺井ルイ理氏らも加え、イベントや商品の企画・開発を行う。

 会場は三宮ゼロゲート(旧メディアテラス)。ワインやチーズなどを展示販売するほか、昭和時代をイメージしたフルーツパーラーも開店。「ドゥーブルメゾン」(きものやまと)が、“ネオハイカラ”をコンセプトにした着物を販売するほか、「アンリアレイジ」(森永邦彦デザイナー)は、期間限定ショップを開く。

 9月15日時点での参加決定企業は、アシックス(尾山基代表)や、白鶴酒造(嘉納健二代表)、洋菓子大手の神戸風月堂(下村治生代表)、きものやまと(田村裕二社長)、アンリアレイジ(森永邦彦デザイナー)など20社。今後は地元だけに限らず、神戸にゆかりのある地域企業にも声をかけ、200社まで増やす予定だ。

 NHK連続テレビ小説の次回作「べっぴんさん」は、神戸の山の手で裕福に生まれ育ったた主人公すみれが、戦争によって一変した生活を立て直すために子ども服づくりを開始、日本初の総合子供洋品店をオープンさせる物語。ヒロインのモデルは、ファミリア創業者の坂野惇子氏。

《神戸別品博覧会 概要》
会場:兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目11番3
会期:2016年10月5日(水)~2017年5月7日(日)
   11:00~20:00
休館日:1月1日(日)~1月3日(火)、他に臨時休業あり
URL:http://beppin-expo.com/

《問い合わせ概要》
運営:神戸別品博覧会実行委員会 事務局
住所:〒650-0037 神戸市中央区明石町48 神戸ダイヤモンドビル8F
E-mail:info@beppin-expo.com

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