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【テニス全米OP】バブリンカがジョコビッチを破り初優勝―GS3勝目
テニスの4大大会(グランドスラム)の一つ、全米オープンは現地時間11日、男子シングルス決勝が行われ、世界ランキング3位で第3シードのスタン・バブリンカ(31=スイス)が、同1位で第1シード、前年覇者のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)を6-7、6-4、7-5、6-3で破り、初優勝した。バブリンカのグランドスラム優勝は、2014年全豪、2015年全仏に続き3度目。
男子プロテニス協会(ATP)によると、試合後のバブリンカは、「アメージングだ。この大会で優勝は期待していなかった。コートに入れば、すべての試合で勝とうと試みていた。今日はノバクに対してできるすべてのことをやった。観客と会場の雰囲気はこれまで経験したことがない特別なものだった」とコメントした。
バブリンカは今回の優勝によって、ジョコビッチ、アンディ・マリーに続いて、男子テニスの年間成績上位8人が出場するATPツアーファイナル(開催地:英ロンドン)への出場を確定させた。ツアーファイナルへの出場は4年連続となる。
バブリンカは31歳のベテランだが、近年トップ選手の中で存在感を増している。決勝まで進出した時は非常に勝負強く、男子プロテニス協会(ATP)によると、グランドスラム決勝はこれまで3勝0敗。その他のツアーも含めると、決勝では11連勝中。
1968年のオープン化以降、30歳以降で複数のグランドスラムタイトルを獲得するのは、ロッド・レーバー、ケン・ローズウォール、アンドレ・アガシ、ジミー・コナーズに続いてバブリンカが5人目。また、31歳でのグランドスラムタイトル獲得は、アガシが2003年の全豪を33歳で優勝したのに次ぐ高年齢での優勝となる。また、グランドスラムでの初めの3勝がすべて異なる大会なのもアガシ以来という。
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