サラリーマン漫画の決定版!『パパはなんだかわからない』がファンの声に応え1冊に!

2016年9月10日 14:59

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記事提供元:キャラペディア

『パパはなんだかわからない』

『パパはなんだかわからない』[写真拡大]

 1994年に週刊朝日で連載開始、息長く好評なサラリーマン漫画『パパはなんだかわからない』の傑作選が、待ち望むファンの声に応えてワンコインのお手頃価格で発売される。作者は第15回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した山科けいすけ。ハンサムで部下の信頼は厚いが、妻に恵まれない沢村課長のサラリーマンの哀愁に思わず吹き出すこと間違いなし。

 週刊朝日で22年間連載中のの名物8コマ漫画『パパはなんだかわからない』略して『パパなん』。作者は「C級さらりーまん講座」「らいふいずびゅうちふる」で知られ、第15回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した山科けいすけ。

 ハンサムで仕事のできる沢村課長の周囲には、運の悪さは折り紙付きの横山さん、唯我独尊の同期である脇下課長、容姿端麗……とは言いがたい妻とぶちゃかわいいペットのマリリン(オス)、とおかしな人と犬が大集合。ユニークな登場人物が織りなすコメディーが炸裂。振り上げた拳でそっと頭をかくことがあったり、部下を怒鳴ったら歯茎から血が出たり、そんなサラリーマン生活の必笑法が明かされる。

■『パパなん』的サラリーマンあるある


 ・3年間契約ゼロの部下がいる
 ・くしゃみをしてぎっくり腰になった部下がいる
 ・吹き出物は五月病なのかと新人に尋ねられた
 ・部下を叱ったら歯茎から血が出た
 ・家を新築した部長がチワワとマルチーズを「庭で」飼っている
 ・妻が夏休みにビキニデビューを企てている
 ・ある境遇の社員の間で〝エア辞表出し〟が流行している
 ・しゃっくりが止まらなくて商談が中止になったことがある

■『パパなん』的サラリーマン三つの扉


 接待、上司、ポスト争い……サラリーマンの三すくみ
 名刺、ネクタイ、企画書……サラリーマンの三種の神器
 受付嬢、秘書、人事部長……サラリーマンの三顧の礼
 理詰めで否定、理屈抜きで否定、煙に巻く……サラリーマンの三段論法
 階段の踊り場、公園のベンチ、居酒屋……サラリーマンの憩いトライアングル
 満員電車、終電、新幹線……サラリーマンの三角関係

■『パパなん』登場人物たち


 沢村課長
 部下の信頼も厚い営業一課のボスにして、家庭では子供を愛するよきパパ。一見理想的サラリーマンだが、内面はちょっと複雑。

 ママ
 常にマイペースの太っ腹(外見が)母さん。炊事、洗濯、掃除は苦手だけど、本人は全く気にしていない。子供たちにはよきママ。パパには……?

 雅夫と美々
 沢村家の子供たち。誰に似たのか素直で健全な精神を持った小学5年生と2年生。パパもママも大好き。

 マリリン
 ペットショップで売れ残っていた雑種犬で、沢村家のペット。見かけよりは賢く、よく策を弄する。パパとしょっちゅうケンカしているが、実は大の仲良し。オス。

 横山さん
 沢村課長の部下で、一応課長補佐。どんな仕事をしているのか同僚たちにもよくわからない、一課の問題オヤジ。不幸でなくても、不運であることはまちがいない。

 脇下課長
 営業二課の長で、沢村の先輩。陰険かつセコい性格。社内、嫌いな上司No.1だが、自己評価は高い。沢村のことを一方的にライバル視している。

■著者プロフィール


 山科けいすけ
 サラリーマンの生態を描かせたら右にでるものなし。「パパはなんだかわからない」「C級さらりーまん講座」に見られるユーモアはサラリーマン必読。第15回手塚治虫文化賞短編賞受賞、第40回文藝春秋漫画賞受賞の実力派。

 書名/『パパはなんだかわからない 傑作選2016』 (週刊朝日増刊)
 発売/9月20日
 定価/500円(税込)

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