【銘柄フラッシュ】ガーラなど急伸し炭素繊維関連株では小松精練がストップ高

2016年8月23日 17:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 23日は、東証1部の値上がり率1位が小松精練<3580>(東1)となり、杉の集成材を炭素繊維複合材で補強する技術を開発と伝えられたこと、3月に「CFRTP(熱可塑性炭素繊維複合材料)」に関する発表があること、などから最近CFRTP成形装置などを材料に急騰した北川精機<6327>(JQS)を連想させるとされてストップ高の16.8%高。北川精機は8月中下旬に2倍になったこともあり6.7%安だが、炭素繊維成形関連銘柄に人気が広がるか注目されていた。

 東証1部の値上がり率2位(上場投信を除く)はMrMax<8203>(東1)の8.2%高となり、第1四半期決算の大幅増益を見直すとされて急伸。同じく3位は西松屋チェーン<7545>(東1)の7.7%高となり既存店の月次動向の好調などを好感。

 一方、「独フォルクスワーゲン(VW)が22日付で、乗用車「ゴルフ」などを製造するドイツの6つの工場で生産を一時停止すると発表」(日経速報ニュースより) 、VWとの取引で知られるNTN<6472>(東1)は5.9%安、日本精工<6471>(東1)は3.3%安。

 雪印メグミルク<2270>(東1)は後場伸び悩んだがみずほ証券による目標株価の引き上げが言われて4.5%高。日清食品ホールディングス<2897>(東1)はJPモルガン証券による引き上げが言われて5.1%高の高値更新。東京電力<9501>(東1)はソニー<6758>(東1)との提携報道などを好感して一段ジリ高の5.4%高。タイガースポリマー<4231>(東1)は電線地中化に関連するケーブル防護管「タイレックス」が言われて7.2%高。

 テラスカイ<3915>(東マ)は合弁新会社の発表が言われてストップ高の14.6%高。イー・ガーディアン<6050>(東マ)はピーシーデポコーポレーション<7618>(東1)の前例を回避する意味でネット投稿看視などの需要が増加する期待が強まり10.4%高と高値を更新。アイビーシー<3920>(東マ)は日銀が23日開催の「第1回FinTech(フィンテック)フォーラム」でプレゼンテーションを行うとされて8.9%高。

 日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)は中期拡大を目指す報道などが注目されてストップ高の24.6%高。ガーラ<4777>(JQS)は英語圏に配信を開始したスマートフォン向けゲームアプリがカナダで部門1位と伝えられストップ高の29.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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