15年度に宿泊旅行した人の割合は過去2番目の低さ-じゃらん

2016年7月27日 11:03

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2015年度に宿泊旅行をした人の割合は前年度比0.5ポイント減の56.4%で、過去最も低かった12年度に続く2番目に低かったことが、じゃらんリサーチセンターの宿泊行動調査で明らかになった。

2015年度に宿泊旅行をした人の割合は前年度比0.5ポイント減の56.4%で、過去最も低かった12年度に続く2番目に低かったことが、じゃらんリサーチセンターの宿泊行動調査で明らかになった。[写真拡大]

 2015年度に宿泊旅行をした人の割合は前年度比0.5ポイント減の56.4%で、過去最も低かった12年度に続く2番目の低さだったことが、じゃらんリサーチセンターの宿泊行動調査で明らかになった。一方で、旅行した人の平均回数と平均宿泊数が前年度を上回り、延べ宿泊数では前年度比5.9%増と推計されるという。調査対象は、1万5,584人。

 旅行をした人の年間平均回数は2.86回と前年度比0.07回の増加。旅行1回あたりの平均宿泊数は1.75泊で前年度を0.07泊上回った。延べ宿泊数を性・年代別でみると、20~34歳で減少傾向がみられ、特に女性での減少幅が3.8%と大きかった。

 1回あたりの費用は、前年度からから1,600円増加して5万800円。パック旅行では減少したが、個人旅行では支出額が増加した。旅行手配は、個人旅行比率が89.5%となり、さらにシェアを拡大した。

 また、「一人旅」は調査開始以来11年連続の増加。男性20~34歳で28.8%、35~49歳でも24.8%と高い。50歳未満ではどの世代・性別でも調査開始年度と比べると約2倍に増えている。

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