米GMの中国合弁が大規模リコール、エンジン部品不具合で216万台

2016年5月30日 09:20

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記事提供元:フィスコ

*09:20JST 米GMの中国合弁が大規模リコール、エンジン部品不具合で216万台
上海汽車集団と米ゼネラルモーターズ(GM)の合弁会社、上汽通用が中国国内で大規模なリコール(無料回収・修理)を実施する。対象は人気モデルの「ビュイック・エクセルGT(別克・英朗)」など4車種、計216万779台に上る。
国家質量監督検験検疫総局のウェブサイトで明らかにされた。8月15日から実施する。エンジンを構成するクランクケースのベンチレーション部分について、フィルターの耐腐食性が不足していた。長期的に使用するとフィルターが腐食し、最悪の場合、エンジンに損傷が出る恐れがあるという。
リコールの対象となる4車種と台数はそれぞれ、◆2009年7月21日~2015年8月28日に生産された「ビュイック・エクセルGT」:83万3922台、◆2009年2月14日~2016年4月27日に生産された「シボレー・クルーズ(雪仏蘭・科魯茲)」:114万9655台、◆2009年7月1日~2014年12月24日に生産された「シボレー・エピカ(雪仏蘭・景程)」:15万8965台、◆2011年3月2日~2015年3月2日に生産された「シボレー・アベオ(雪仏蘭・愛唯欧)」:1万8237台——。

【亜州IR】《ZN》

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