プラチナ万年筆、書道家武田双雲氏プロデュースの万年毛筆を発売

2016年5月25日 18:07

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万年毛筆 双筆「匠穂」(プラチナ万年筆の発表資料より)

万年毛筆 双筆「匠穂」(プラチナ万年筆の発表資料より)[写真拡大]

 プラチナ万年筆は25日、書道家の武田双雲氏と共同開発した万年毛筆 双筆「匠穂」(しょうほ)を30日に発売すると発表した。

 「匠穂」はイタチの天然毛と人工毛を均等に合わせることで天然毛の筆致感を越える書き味を目指した。書道で難しいとされる書き方に穂先の上下移動による線幅の調節があるが、天然毛100%の穂先より人工毛を合わせることで適度な腰が加わり、ひと筆ごとに穂先の戻りが良く、文字に抑揚を持たせて細かい文字から中字まで書きやすい穂先となったという。

 耐水、耐光性に優れた顔料インクを使用しており年賀状や郵便ハガキなどに向いているうえ、日記、趣味等で書いたそのままの文字が永年保存できる。また、カートリッジ式なので、携帯性に優れている。穂先も劣化すれば交換可能。価格は1万円(税抜)。

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