【チャート診断】三菱商事は減額修正織込んだが、先行きなお不透明、次期見通し次第ではリーマンショック時安値も

2016年4月4日 09:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 三菱商事<8058>(東1・100株)は、1日(金)、一時、72.5円安の1833.5円まで下げ25日線を割り込むと同時に2000~2100円のモミ合いを下放れた。とくに、2100円前後ではトリプル天井を形成し上値にシコリを作る形となっている。週足チャートでも26週線を大きく割り込んでいる。

 去る、3月24日に発表した16年3月期の最終利益減額が響いている。純益を当初の3000億円から赤字1500億円へ大幅減額した。原油等資源価格下落に伴いチリ銅事業の損失発生による。営業利益見通しは公表していないが、四季報では31%減益とみている。

 ただ、大幅減額修正だが、今年2月12日の安値1565円に対してはまだ270円の余裕がある。この動きからは16年3月期の業績悪はほぼ織込んだものとみられる。次の焦点は17年3月期がどうなるかである。「今の世界経済情勢からは原油など資源相場が上向くとは思えない」(中堅証券)ということからは今後の業績見通しは厳しそうである。

 次期業績見通し次第ではリーマンショック時の安値である923円(2008年11月)を見に行く可能性も否定できないだろう。投資効率を考慮すれば好業績銘柄に乗り換えるのがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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