インタープロ、最大450m離れても位置特定できる長距離ビーコン

2016年1月26日 05:31

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「ハイビーコン」外観(インタープロ発表資料より)

「ハイビーコン」外観(インタープロ発表資料より)[写真拡大]

 インタープロは25日、位置特定の機器「ハイビーコン」を小型軽量化し、2月15日から発売すると発表した。7,000円(税抜き)からラインアップしている。

 同製品は高齢者の徘徊対策などが可能なスマートフォンと連動したIoT機器。電波を飛ばすことで位置を検出するビーコンとしては、アップル社の「iBeacon」が有名だが、送信距離が10m程度と短いことが難点とされていた。同製品はそこを解決するために、国内初のBLE Class1モジュールの採用とアンテナを内蔵することで電波が届く範囲を最大450m(見通しのきく直線距離の場合)まで伸ばした。ビーコンから発せられた位置の捜索に特別な受信機は必要なく、スマホに無料アプリをインストールすることで場所を特定できる。

 また、従来型のGPS機器に比べて省電力で使用できることも特徴。平常時は最低電力で機能し、捜索が必要になった時点で連続電波に切り替える。平常時の運用ならリチウム電池(CR2032)で最大10年間の動作が可能という。サイズは長さ83mm×幅28mm×厚さ12mm。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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