受験生にも!温めたグレープフルーツジュースを飲むと集中力がアップ!?

2015年12月17日 19:43

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計算問題達成数、体感アンケート(フロリダ州政府柑橘局発表資料より)

計算問題達成数、体感アンケート(フロリダ州政府柑橘局発表資料より)[写真拡大]

  • 前頭葉の状態(脳血流)(フロリダ州政府柑橘局発表資料より)

 フロリダ産グレープフルーツ及びその他柑橘類の保護、発展の為に設立されたフロリダ州政府柑橘局は、フロリダ産のグレープフルーツの健康効果を検証するため「グレープフルーツの脳機能に与える影響」についての実験を実施、その結果を発表しました。

 同実験は、医学博士・杏林大学医学部 精神神経科学教室教授・NPO法人日本ブレインヘルス協会理事長である古賀 良彦教授に協力を依頼し行われたもの。

 実験では、22~23歳の健康な男女6名に3分間かけて水、常温のグレープフルーツジュース、ホットグレープフルーツジュースの3種の試料を摂取させ、その後クレペリン検査用紙を用いた1桁の数字の足し算を実施(3分間)するという内容。

 その結果、ホットグレープフルーツジュースを摂取した場合が最も課題達成数が多く、この時の脳の状態を光トポグラフィにより観察したところ、じわじわと持続的に前頭葉の脳が活性化していることが分かったとのこと。

 また、アンケート結果でも「落ち着き」、「気分」の2つの項目で、水や常温のグレープフルーツジュースと比べて高い評価を取得。

 発表によると、これらの結果から、例えば受験生が勉強前や勉強の合間にホットグレープフルーツジュースを飲むことは、集中力を高め勉強の効率を上げるという点からオススメできるとしています。

 近い将来、受験生のお供は温めたグレープフルーツジュースになるかも知れませんね。(記事:谷津沙夏・記事一覧を見る

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