東芝、タンザニアの地熱発電事業で協業

2015年12月8日 16:05

印刷

 東芝は8日、タンザニア地熱開発公社(Tanzania Geothermal Development Company Limited)と、地熱発電事業における包括的な協業に合意し、覚書を締結したと発表した。両社は、タンザニアにおける地熱発電事業や人材育成を共同で進めていく。

 タンザニアは、アフリカではケニアとエチオピアに次ぎ、5,000メガワット級の地熱資源量を有すると考えられている。今後、2025年までに既存の1,577メガワットの発電設備容量を1万メガワットまで急増させる計画があり、地熱発電への期待が高まっている。

 タンザニア地熱開発公社は、タンザニア国営電力公社(Tanzania Electric Supply Company)の子会社で、国内唯一の地熱開発権を持ち、開発から発電所の建設に至るまでの事業を担っている。

関連キーワード

関連記事