10月の鉱工業生産、2カ月連続の増加―基調判断は「一進一退」で据え置き

2015年11月30日 12:40

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鉱工業生産・出荷・在庫・在庫率指数の推移を示すグラフ。(経済産業省大臣官房調査統計グループ「鉱工業(生産・出荷・在庫)指数速報 平成27年10月分」より)

鉱工業生産・出荷・在庫・在庫率指数の推移を示すグラフ。(経済産業省大臣官房調査統計グループ「鉱工業(生産・出荷・在庫)指数速報 平成27年10月分」より)[写真拡大]

 経済産業省が30日発表した鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)の速報値は、前月比1.4%上昇の98.8だった。上昇は2カ月連続。基調判断は、「一進一退で推移している」で据え置いた。

 業種別では、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業などが上昇し、化学工業(医薬品を除く)、情報通信機械工業、非鉄金属工業などが低下した。

 製造工業生産予測調査では、11月は前月比0.2%の上昇、12月は同0.9%の低下を予測している。

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