2月の外食市場規模は2カ月連続で前年下回る、関西圏と東海圏が大幅減

2026年4月5日 21:39

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 ホットペッパーグルメ外食総研が2月の外食市場規模を発表。首都圏は前年を上回ったものの、関西圏と東海圏が大きくマイナスになったことで、外食市場規模は2カ月連続で前年割れとなり、消費マインドの冷え込みについて言及する内容となったことが分かった。

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■外食市場は2カ月連続で前年同月下回る

 1日、ホットペッパーグルメ外食総研が2月の外食市場調査を発表した。首都圏、関西圏、東海圏を合わせた外食市場規模の前年同月比3.5%減となり、2カ月連続で前年同月を下回った。さらに新型コロナ前の2019年比は90.0%となり、1月の93.8%から3.8ポイント減となっている。

 個別の指数では、外食実施率は同0.4ポイント減の67.2%、外食頻度は同0.07回減の3.63回、外食単価は同28円減の2,954円となり、3指数ともに前年割れだった。

 圏域別の市場規模は、首都圏が同19億円増の1,821億円、関西圏が同67億円減の700億円、東海圏が同55億円減の316億円だった。

 1月と同様に前年と比較して休日の数や天候面でのマイナスとなる原因が見当たらないことから、消費マインドの冷え込みが心配される状況という。

■外食実施率と外食単価はマイナスが目立つ

 外食実施率と外食単価は前年割れが目立つ状況だった。外食実施率でプラスだったのは、20代女性が76.6%(前年同月比:0.1ポイント増、以下同じ)、30代男性が69.3%(1.4ポイント増)、50代男性が66.2%(0.7ポイント増)、60代女性が62.3%(1.4ポイント増)の4つのみ。

 反対にマイナス幅が大きめだったのは、20代男性が75.3%(1.8ポイント減)、30代女性が66.7%(1.6ポイント減)、60代男性が63.6%(1.7ポイント減)など。

 外食単価でプラス幅が大きめだったのは、40代男性が2,925円(288円増)、60代男性が3,504円(295円増)など。反対にマイナス幅が大きめだったのは、30代男性が2,550円(466円減)、30代女性が3,258円(333円減)、50代女性が2,701円(405円減)など。

■16業態中9業態で前年同月下回る

 業態別市場規模は、16業態中9業態で前年同月を下回った。ただし、前年同月比がプラス、マイナスの業態ともに、ほとんどの業態で前年同月比の増減幅が1桁に留まった。

 前年同月比の増減幅が2桁となった業態は、ファミリーレストラン・回転すし等(2月の市場規模:255億円、前年同月比:31億円増、以下同じ)、居酒屋(560億円、57億円減)の2業態のみ。

 他は、中華料理店(196億円、7億円増)、その他各国料理店(32億円、7億円増)、バー・バル・ワインバー・ビアホール・パブ(65億円、7億円減)、ファストフード(36億円、8億円増)などで、比較的増減幅が大きめだった、(記事:県田勢・記事一覧を見る

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