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スノーデン事件は、内部告発を安全に行うための仕組みがないことから起きた?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 米当局によるネット監視とその内部告発事件(いわゆるスノーデン事件)から、ニュージーランドのセキュリティとインテリジェンス担当監察官Cheryl Gwynが、内部告発を安全に行うための仕組みを考えだしたそうだ(ZDNet、監察官報告書PDF)。
スノーデン事件は、セキュリティ機関内の不正行為の情報を開示するための適切な情報開示システムと安全性が確保されていないために起きたと氏は指摘する。エドワード・スノーデン氏本人も「米国内にいた状態で不正行為を告発するのは困難だった」と一貫して主張している。
いっぽうでニュージーランドの政府通信保安局は、アップローダー「megaupload」の著作権侵害による摘発事件後に権限が強化された。このためセキュリティ機関や政府方針などの影響を受けないとしている。なお、欧州議会は10月29日、エドワード・スノーデン氏に関する告訴を取り下げ、米国に送還しないよう加盟国に求める決定を下した。内部告発者としての、すべての容疑を取り消し、米国への引き渡しを拒否するという内容だ(ITmedia、ギズモード、Slashdot)。
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