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パナソニック、「高齢者施設向けみまもりシステム」など最新の介護技術を出展
「3D測定・訓練システム」/「スマートエアコンみまもりシステム」/自立支援型起立歩行アシストロボット(パナソニックの発表資料より)[写真拡大]
パナソニック エコソリューションズ社は25日、アジア最大規模の福祉機器の総合展示会である「国際福祉機器展」で、「3D測定・訓練システム」や「高齢者施設向けみまもりシステム」など最新の介護福祉用品を多数出展すると発表した。機器展は、東京ビッグサイトで、10月7日~9日に開催される。
「3D測定・訓練システム」は、日常生活や歩行に重要な下肢を使った動きを測定し、筋肉の使い方や負荷を表示する。さらに、その人ごとの「お勧め訓練」を提示する。訓練中は前のモニターに3方向から自身の運動中の姿勢が表示されるので、リハビリ訓練中の姿を確認しながら運動ができる。正しい姿勢を保持して訓練できていない場合は、その旨を通知する。
「高齢者施設向けみまもりシステム」は、「生体センシングみまもりシステム」として、ベッド下に取り付けた非接触型電波センサーで、利用者の状態の変化を早期に把握することにより「先取り介護」を可能にする。また、介護ステーションなどの離れた場所や、PHSで異常状態を知ることができるため、細やかな介護が可能となる。
「スマートエアコンみまもりシステム」は、クラウドサービス対応型エアコンによる居室の温湿度といった住空間情報と、非接触型電波センサーによる入居者の睡眠中の体動、在・不在状態といった生活情報を検知し、介護スタッフへ通知する。
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