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【アナリスト水田雅展の為替相場展望】9月利上げ観測にまもなく判断、日本株は外国人売りピークアウトも
世界が固唾を飲んで注目する16日~17日開催の米FOMCと会合後のイエレン米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が近づいている。利上げ開始を決定するのか、世界の金融市場の混乱に配慮して9月の利上げ見送りでも10月または12月利上げの強いメッセージを発するのか、9月利上げを見送って従来どおりの「経済指標しだい」というメッセージにとどまるのか、そして利上げ開始の場合は教科書どおりに景気への悪影響を警戒する動きを強めるのか、それともアク抜け感が広がるのか、利上げ見送りの場合は当面の安心感が優勢になるのか、それとも不透明感を抱えた状態が続くのか、米FOMCの結果についてはもちろん、その後の市場の反応についても市場関係者の見方は割れている。
長期資金の大口投資家は結果が出るまで動けないとしている。出来高の少ない中を15日のNYダウは急伸した。
日本株やドル・円相場にとっては、アク抜け感が広がる展開がベストシナリオとして期待されそうだが、現時点での判断は難しい。また世界中が注目して身構える重要イベントほど、結果に対して意外と無反応で通過する傾向もあるだけに、拍子抜けの可能性もありそうだ。
中国の景気減速や中国・上海株の下落に対する過度な警戒感は、中国の一時的な財政政策や株価対策の表明でやや落ち着いた感もあるが、過剰設備や不良債権の解消が課題で構造的に景気減速は避けられないだけに、引き続き不安定要因として注意が必要だ。またEUにおける移民問題が景気に与える影響にも注意したい。
需給面では日本株に対する海外投資家の売りがピークアウトした可能性があるが、買い手控えで主力大型株の動きは重くなりそうだ。新興市場などで過度に売り込まれた中小型株のリバウンドの動きに注目したい。
その他の注目スケジュールとしては、16日の日本8月訪日外客数、米8月消費者物価、17日の日本8月貿易収支、米8月住宅着工件数、米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、18日の米8月コンファレンス・ボード景気先行指数などがあるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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