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三菱商事など、シンガポール公益事業庁と下水処理実証プラント建設へ
シンガポール公益事業庁(PUB)と三菱商事、三菱重工業は7日、PUBが新設するトゥアス(Tuas)新下水処理場の下水処理コストの低減とエネルギー効率の向上のため、先進の水処理・再利用技術を導入した総合実証プラントを建設する契約を締結したと発表した。
プロジェクトは、三菱重工のシンガポール現地法人であるMitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.(MHI-AP)が、三菱商事と連携しながら、設計から運転サポートまで行う。三菱重工業の技術統括本部と三菱重工メカトロシステムズ(MHI-MS)が支援する。建設完了は2017年2月の予定。
実証プラントは、PUBが同国中西部に保有するウルパンダン下水処理場内に建設される。処理能力は1万2,500m3/日。既設の下水処理場と異なり、オペレーターによる常時監視を必要としない完全自動化プラントとなる。
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