ファミマ、ジャパンネット銀行と提携し新タイプのカード発行へ

2015年8月5日 18:26

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 ファミリーマートとジャパンネット銀行は、9月1日からファミリーマートが発行するTカード「ファミマTカード」とジャパンネット銀行の「Visaデビット付キャッシュカード」の機能を一体化したカード「ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)」を発行すると、4日発表した。

 ポイントカード、電子マネー機能、キャッシュカード、Visaデビット決済機能を併せ持つカードの発行は、コンビニエンスストア業界では初となる。申込受付は、ジャパンネット銀行のホームページからのWEB 申込のみとなっている。

 両社はコンビニエンスストアとネット金融の新しい提携に向けて、2014年9月30日に業務提携契約を締結した。ファミリーマートの 1 日来客数約1千万人を持つ全国約11,400店の店舗とジャパンネット銀行の295万口座という双方の基盤と強みを生かし、顧客にメリットのあるサービスの提供を目指す。

 ポイントサービス「Tポイント」が利用でき、8月4日からジャパンネット銀行のホームページにて、カードの予約申込の受付を開始した。また、全国のファミリーマートの店頭に「口座開設案内チラシ」を設置した。対象は個人口座で、入会審査なし。利用可能年齢は満15歳以上(ジャパンネット銀行の普通預金口座開設基準と同様)で、年会費は無料。(記事:町田光・記事一覧を見る

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