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日本からSNSを使いスマホで中国人のライフスタイルを調査
国内の市場規模が伸び悩む中、中国進出を検討する企業が増えている。また、中国人をはじめ訪日観光客によるインバウンド消費が活発になっており、企業のマーケティング活動の中で中国人の嗜好やライフスタイルを詳しく知りたいという声が高まってきている。
そして、現地の人々に受け入れられる商品やサービスを開発するためには、まず一人ひとりのライフスタイルを深く観察することが有効。しかし、現地への渡航費や移動費などのコストがネックになり、調査が難しいという課題がある。
ドゥ・ハウスは、企業向けの新サービスとして「スマートPI in China」を開始した。このサービスは、オンラインで行う1対1のインタビュー調査。スマートフォンを通し、日本にいながらリアルタイムで中国在住者にインタビューを行うことができる。
インタビュー対象者は、5億人のユーザーがいるとされる中国最大のSNS「微博(ウエイボー)」を使ってリクルーティングする。これにより、さまざまな条件の人(スマートフォンユーザー)を集めることができる。また、インタビューは対象者の自宅でスマートフォンを通して行うため、部屋や持ち物、調理や掃除の様子を映してもらうなど、リアルなライフスタイルを観察できるという。インタビュアーは中国語と日本語の両方に精通しており、双方の言語の細かなニュアンスに対応してインタビューを行うことができる。
選べる視聴タイプとして、「オフィスのパソコンで視聴」は、インタビューのリアル配信動画と通訳音声を、指定のパソコンで視聴できる(視聴できるパソコンは1台のみ)。「ドゥ・ハウスの専用ルームを使用し、複数名で視聴」は、同社の専用ルームにて、複数で一緒にインタビューを視聴できる(最大20名まで)。「オフィスへの出張開催」は、インターネット回線容量が十分な場合、オフィスで直接インタビューを行うことも可能、である。
現在、訪日外国人の中で、日本経済にとって最も重要なのは中国人かもしれない。日本に居ながら彼らの声が直に聞け、その嗜好など調査できるというサービスは画期的なものだと思う。様々な分野での活用が期待される。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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