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FFRI、個人・SOHO向けセキュリティソフトの新バージョン Windows10に対応
「FFRI プロアクティブ セキュリティ」の設定画面イメージ(写真:FFRI発表資料より)[写真拡大]
FFRIは21日、個人・SOHO 向けセキュリティソフト「FFRI プロアクティブ セキュリティ」の新バージョン(1.1)を同日リリースすると発表した。価格は8,500 円(税抜)。
今回のバージョンアップでは、Microsoftが7月にリリース予定のWindows 10に対応。また、Windows 8以降のOSに標準で搭載しているパターンマッチング型のアンチウイルスソフト「Windows Defender」との連携機能の強化が図られている。
連携強化は、セキュリティ製品の設定変更などを行う際に、複数の製品の画面を表示させて行うのは煩雑という声が多かったことから、実施したという。同社のソフトの画面から「Windows Defender」の操作を可能にしている。操作可能な内容は、「検知履歴の参照」と「Windows Defenderの有効/無効の設定」である。
同社は、既知の脅威対策として「Windows Defender」を利用し、未知のサイバー脅威に対抗して同社のソフトを併用することで、より強固な防御が可能になるとしている。急激に増え続けるマルウェアによる攻撃に対して、従来のパターンマッチング型のアンチウイルスソフトだけでは対抗することが難しくなってきている。
同社のソフトは、パターンマッチング技術ではなく、独自のプログレッシブ・ヒューリスティック技術を搭載する。プログレッシブ・ヒューリスティック技術とは、パターンファイルに依存せず、マルウェアの構造や振る舞いを見て、マルウェアに特徴的な「悪意」を分析することで検知・防御する技術が採用されている。これにより、同社はパターンマッチング技術では防御が難しい新種や改造されたマルウェアであっても、同社は防御することが可能としている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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