関連記事
今夏は多湿、北日本や日本海側では冷夏の可能性=日本気象協会
夏休みの天気傾向(日本気象協会の資料より)[写真拡大]
今年の夏は蒸し暑さを感じて過ごしづらい日が多くなりそうだと、日本気象協会が10日発表した。夏休み期間(7月下旬~8月)の天気傾向に関する情報で、太平洋高気圧の本州付近への張り出しが例年よりも弱い上、湿度の高い傾向が続くとしている。
7月下旬~8月上旬は、はじめは高気圧に覆われて夏らしい日があるものの、次第に本州付近は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が増える見込み。一方、沖縄では晴れる日が続く。
8月中旬~下旬は、関東から九州にかけての太平洋側を中心に、晴れる日が多くなりそう。ただし、湿度が高い状態が続き、大気の状態が不安定になりやすいと予想している。
一方、北海道や東北、北陸から九州にかけての日本海側は、8月に入っても曇りや雨の日が多く、局地的に大雨となったり、低温や日照不足で冷夏となったりする可能性がある。
気温の傾向は、沖縄では平年並みか平年より高く、関東から九州にかけての太平洋側、奄美では平年並み、北海道や東北、北陸から九州にかけての日本海側は平年より低い見込み。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
スポンサードリンク