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“オトナ思春期”の課題とは
“オトナ思春期”とは何だろうか。一般社団法人オトナ思春期をデザインするプロジェクト(オトハル・プロジェクト)では、平均寿命86歳の日本人女性の一生は、2つのステージがあると考えている。思春期から始まるファーストステージと、更年期から始まるセカンドステージ。セカンドステージの更年期と呼ばれているこの時期(およそ40代半ばから50代)を、“2回目の思春期”ととらえ、「オトナ思春期:オトハル)」と呼んでいる。
今回、ドゥ・ハウスとオトハル・プロジェクトは、40代から50代の女性を中心に訪れるさまざまな不安や課題を、当事者の声とともに解決するための取り組みを共同で開始すると発表した。
1950年代後半~1970年頃生まれを中心とする現在のオトハル世代は、男女雇用機会均等法の第一世代だ。社会に出た後、主婦を選んだ人、キャリアを選んだ人などが存在し、生活パターンや価値観が多様化した世代。その中にあっても通底するものを掘り起こしていくために、独自のネットワークを活用し、それぞれから生の声を拾い上げていく。
まず、ドゥ・ハウスは、同社が30年以上にわたり運営している主婦マーケターのネットワークを活用する。「聞く力」と定性情報処理技術に関するトレーニングを受け、生活現場のプロである「主婦」の目を生かしたマーケティング活動を実施している。首都圏を中心に約140名が登録中である。
また、オトハル・プロジェクトでは、同プロジェクト代表理事の三好洋子氏を中心とした首都圏で働くオトハル世代のキャリア女性ネットワークをフル活用する。これは40代半ばから50代まで、企業の管理職、会社経営者、マスコミ関係者を中心に、50名からなる。定期的に「オトハル女子会」を実施し、今現在自分の抱えている「モヤモヤ」の課題を語り、情報共有するとともに、お互いの経験をシェアしていく。また、課題解決のため『オトハル塾』での勉強会を実
そして、これらを世代調査・分析にとどまらず、オトハルの課題をどう解決していくかを当事者とともに考え、新しいコンテンツの開発、サービス企画、商品開発などに活かしていく。また、当事者と企業を繋ぐことを目的として、依頼企業には、アンケート、インタビュー、ホームユース、コミュニティリサーチなど各種調査、商品プロモーション、販促活動・企画、各種イベント企画、セミナー企画・運営、出版プロデュース、といったサービスを提供する。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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