出光・九電・東ガス、石炭火力発電所計画で「千葉袖ケ浦エナジー」を共同設立

2015年5月2日 15:12

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発電所予定地・千葉袖ケ浦エナジーの事務所所在地(図:出光興産発表資料より)

発電所予定地・千葉袖ケ浦エナジーの事務所所在地(図:出光興産発表資料より)[写真拡大]

 出光興産、九州電力、東京ガスの3社は1日、石炭火力発電所の建設を検討するための会社「千葉袖ケ浦エナジー」を共同で設立したと発表した。

 新会社の千葉袖ケ浦エナジーは、本店を千葉県袖ケ浦市に、事務所を千葉市美浜区にそれぞれ置く。資本金は4億9,800万円(資本準備金4億9,800万円)で、3社が均等の割合で出資する。

 3社では、現在、2020年代中頃の運転開始予定で、袖ケ浦市に最大出力200万kw(100万kw×2基)の石炭火力発電所を建設することを計画している。

 3社では、電力小売の全面自由化を踏まえ、それぞれのバリューチェーンなどの強みを生かし、より安全、安定的、安価な電力供給を実現したいとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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