【株式評論家の視点】銀座ルノアール今期2円増配、営業益3割増益

2015年3月17日 12:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

 銀座ルノアール <9853> (JQS)は、2015年3月期末の配当を2円増配して年10円にすることを決定した。積極的な株主への利益還元は歓迎すべきことであり、増配実施は会社側の先行きに対する自信の表れでもある。株価は3月12日に959円まで買い進まれ昨年来高値を更新したが、下押し局面は拾いたい。

 2014年4月に浅草仲見世通り店とBLENZCOFFEE田町三田口店を、5月にミヤマ珈琲練馬春日町店、8月新有楽町ビル店、東池袋一丁目店、11月に八王子北口駅前店を新規出店したほか、7月に田町三田口駅前店を改装しオープンした。その反面、不採算店の阿佐カ谷南口駅前店を8月に閉鎖した。このように積極的な店舗展開に加えて、今年度末までにルノアール全店でコーヒーを刷新するなど、顧客のニーズに応えることで、来店客の増加を図ってきた。こうした展開力が奏功してコーヒー豆の値上がりを吸収して、業績は好調だ。

 2015年3月期は売上高73億9800万円(同9.2%増)、営業利益5億1800万円(同30.4%増)、経常利益5億5400万円(同23.5%増)、当期純利益2億7100万円(同50.5%増)と増収大幅増益を確保する見込みである。予想一株当たり利益は45円02銭(前期29円90銭)に向上する。配当は年10円(前期8円)とする。

 続く、2016年3月期も増収増益が期待できよう。積極的な店舗展開が奏功して2ケタ台の増益を達成する可能性もあると見られる。

 今期の予想一株当たり利益で計算した時価のPERは20倍である。極端に低く割安という訳ではないが、今後も2ケタ成長が期待できるのなら買い余地は充分にある。しかもPBRは1.07倍にすぎない。増配実施の意味するところを勘案すれば、930円前後で一服局面の今は、絶好の狙い場と判断できるだろう。中期的には4ケタ台乗せから一段高を示現する公算があろう。(志木克己)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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