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三菱樹脂、産業用フィルム事業の組織再編 関連事業会社を統合へ
三菱樹脂は9日、主に産業用途に使用されている軟質の塩化ビニルフィルム・シート及びポリオレフィンフィルムの事業体制のさらなる強化を目的に、グループ会社のダイヤプラスフィルムとエムケーブイ四日市を4月1日に統合すると発表した。
ダイヤプラスフィルムは、土木・建材や情報電子、自動車、医療などに使用される軟質の塩化ビニルフィルム及びポリオレフィンフィルムやラミネート製品などの産業用フィルム・シートの製造・販売を行っている。同社の事業では、一部製品を同じ三菱樹脂グループでフィルム・シートの製造受託を行っているエムケーブイ四日市に製造委託をしていたが、製造・販売・技術の一体運営の実現により顧客からの信頼性向上と事業の意思決定のさらなる迅速化を図るべく、本年4月1日付けでダイヤプラスフィルムとエムケーブイ四日市を統合する。統合後は、ダイヤプラスフィルムがエムケーブイ四日市を吸収する形となる。
これにより、業務効率の向上、情報・技術の共有化、人材の有効活用を進めるとともに、経営のベクトルと組織の一体感を深めていくことにより、競争力のさらなる強化とユーザーに密着した商品開発に一層注力するとしている。
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