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働く女性のバレンタイン、予算の最多は「職場の義理チョコ」
今年も2月14日へ向け、デパートや小売店ではバレンタイン商戦が盛り上がっている。中でも働く女性がバレンタインにかける予算は約5000円で、2年前より増加したことが、マクロミルの「働く男女のバレンタイン実態調査2015」で分かった。調査は2015年1月、全国20~49歳の社会人男女それぞれ500人ずつを対象に、ウェブアンケートで実施。
働く女性のうち「バレンタインチョコの購入予定がある」と答えたのは8割にのぼった。チョコの購入予定がある人に合計予算を尋ねたところ、平均は「4986円」で、2年前の調査から831円アップしている。最も予算が高かったのは、「仕事関連の義理チョコ」で2499円、次いで「自分へのご褒美チョコ」2303円、「本命チョコ」2074円などとなっている。「本命の相手」や「自分へのご褒美」よりも、女性たちは職場の「義理チョコ」に多くの予算を割いている。バレンタインが、会社でのコミュニケーションを円滑にするケースもあるのだろう。
バレンタインチョコを購入すると回答した人のうち、チョコを「手作りする」人は4割、「手作りしない」は6割だった。チョコを手作りする時に重視することについて、“本命”“本命以外”それぞれについて尋ねた結果、“本命”では85%が「味」、75%が「見た目」を重視すると回答した。一方で、“本命以外”に渡す手作りチョコで「重視する項目」は、「簡単に作れる」(50%)、「一度に沢山作れる」(40%)などが目立った。本命相手には、手作りで「味」と「見た目」にこだわったもの、本命以外の男性には、簡単に沢山作れるチョコを渡す女性が多いのだろう。
さらに、働く男女それぞれに、バレンタインはどんな日か尋ねた。女性は「日頃の感謝の気持ちを伝える日」が55%ともっとも多く、感謝や愛などを伝える日としてとらえている。一方、男性は「普段と変わらない日」が34%ともっとも多く、「日頃の感謝の気持ちを伝える日」(31%)は、女性よりも24ポイント低かった。女性からの感謝の気持ちに気づいていない男性も、意外と多いのかもしれない。(編集担当:北条かや)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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