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パイオニア、プロ向けのハイレゾ音源対応のスタジオモニターヘッドフォン発売
楽曲制作に携わるプロフェッショナル向けに高解像度の音源を高音質再生できるスタジオモニターヘッドホン「HRM-7」(パイオニアの発表資料より)[写真拡大]
パイオニアは21日、楽曲制作に携わるプロフェッショナル向けに高解像度の音源を高音質再生できるスタジオモニターヘッドホン「HRM-7」を2月中旬から発売すると発表した。質量は330g、価格はオープンプライス。
新製品は、CCAW(銅被覆アルミニウム線)ボイスコイルを搭載した口径40mmの新開発のHDドライバーにより、5Hzから40kHzまでのワイドレンジ再生が可能で、高い解像度のマスター音源やハイレゾ音源の忠実な再生、および大型で強磁力の希土類マグネットによりユニットの駆動力を高め、素早い立ち上がりの低域再生とクリアな中高域再生を実現する。
最大入力2,000mWの高耐入力により、大きな音声信号入力時でも音のひずみを抑制する。また、耳を完全に覆うオーバーイヤータイプを採用した新開発のハウジングによって、耳周りの空間容量や形状を最適化し、音像定位の確認に適した広がりのある音場再生を実現する。
そして、容積の大きいバスレフ方式の2つのチャンバー(空気室)をハウジング部に搭載することで、低域のレスポンス向上と高い遮音性、および剛性の高いアルミプレートによる「3層プレート制振構造」で、ハウジング部の不要な共振を大幅に低減しクリアな中低域再生を実現する。また、独自開発されたイヤーパッドやヘッドクッションによって、長時間のミキシングでも快適なモニタリングを可能にする。
これらにより、近年、DAW(Digital Audio Workstation)を使って、楽曲を制作する人が増えていることに加え、音源のハイレゾリューション化が進んだことによる高解像度の音源を正確にモニタリングできるヘッドホンのニーズに対応する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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