関西電力、来年4月から家庭で10.23%、工場で13.93%の値上げを申請

2014年12月25日 00:49

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 関西電力は24日、2015年4月1日からの電気料金の値上げを経済産業省に申請したと発表した。

 電気料金の値上げは2013年5月以来で、2011年3月の東日本大震災以降では2度目となる。同社によると、2013年の値上げは、福井県高浜町にある高浜発電所3号機・4号機および福井県おおい町にある大飯発電所3号機・4号機の再稼働を前提に実施したが、再稼働の目途が立っておらず、火力発電用の燃料費の負担が大きくなっているという。

 申請する値上げ幅は、家庭や商店などの規制分野では平均10.23%、工場やビルなどの自由化分野では平均13.93%としている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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