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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ダイキン工業は中期計画を1年繰り上げ達成が有力
ダイキン工業 <6367> はここへきて上り調子で、8月5日の年初来高値7373円にチャレンジの勢いがうかがえる。レーティング引き上げ、レーティング最上継続、目標価格の引き上げとアナリストの高い評価が続いている。市場でもにわかに先高ムードが高まっており、一気にフシ払いに挑戦の方向が見えてきた。
同社は空調業界の世界的なリーディング企業。業務用空調ききの分野に強みを持つほか、「うるるとさらら」シリーズなど中心に家庭用空調機器の分野でも高いシェアを誇る。
今2015年3月期の9月中間決算は、営業利益が前年同期比23%増の1134億円となった。上期としては過去最高の決算となる。グッドマン社の販売網活用などで売り上げを伸ばす北米、販売網強化などが奏功している中国、アジアなどを中心に、海外の空調事業が順調に拡大している。通期の見通しについても営業利益は前期比21%増の1900億円に増額した。
なお、現在は2016年3月期を最終年年度とする中期計画を推進中である。アメリカでは、これまでは低価格のボリュームゾーンの機種が中心であったが、高い省エネ性能を持つプレミアム商品の展開を開始、今後はこの分野を重点的に伸ばすことで収益性を高め、シナジーを創出する。
アジアの新興国については、着実に販売網の構築に取り組んできたことが成果につながり、堅調な経済成長も見込めることから、来年以降も年率20%程度の高い成長を持続できる見通しにある。
2016年3月期に営業利益1900億円を目指しているが、これは1年繰り上げ達成の可能性が強まってきた。利益成長の速さが見直されそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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