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【今日の言葉】米国はいよいよ金融からの景気テコイレ終了
『米国はいよいよ金融からの景気テコイレ終了』=日本時間の30日早朝、FRB議長の金融政策に対する声明が発表される。2008年11月から続いた量的金融緩和政策をこの10月で終了することが正式に明らかになる見通しである。景気に対し、合計2兆数千億ドルという大規模な金融面からのテコイレが不要となる。
リーマンショックで名門大企業が経営不安に陥った米国経済の立て直しが無事終わり、当時、10%を超えていた失業率も直近5.9%まで低下している。NYダウもこの間、5年半の上昇で約2.7倍となっているなど米国民は景気好転を実感しているはずである。次は、約6年続いている政策金利「0」の解除という順番であろう。
景気の良いことは喜ばしいことである。問題は米国との対比における日本の景気である。アメリカの金融政策終了に対し日本は昨年春、異次元の金融緩和を始めたばかりである。アメリカのQE1~QE3に置き換えれば、日本はまだQE1という段階だろう。QE2~QE3はなくしてアベノミクス成長戦略で一気にカバーしようというようにも見える。しかし、足元ではアベノミクス自体がぐらつき始めているようにも映る。マーケットはどのような手が打たれるのか見守っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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