50代、60代向けに新コンセプト家電 パナソニックが10月下旬より順次発売

2014年9月17日 17:27

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パナソニックは、50代、60代の人たちに向けた新たな家電を新コンセプト家電「Jコンセプト家電」と位置づけ、10月下旬より順次発売する。

パナソニックは、50代、60代の人たちに向けた新たな家電を新コンセプト家電「Jコンセプト家電」と位置づけ、10月下旬より順次発売する。[写真拡大]

 パナソニックは17日、50代、60代の人たちに向けた新たな家電を新コンセプト家電「Jコンセプト家電」と位置づけ、10月下旬より順次発売すると発表した。当面、足元暖房を実現したエアコンX/HXシリーズや、世界最軽量の掃除機MC-JP500Gを売り出す。来年2月には、日本人女性の身長に合わせたローウエスト設計の冷蔵庫を発売する予定である。

 同社では、50代、60代の人たちを、高度成長期を経て変化の激しい社会を生き抜いた、生活経験の豊かな世代であり、モノの本質を見極めることのできる世代層として、「目利き世代」と位置づけている。今後、家電製品などのマーケットの中心になるのは、そうした世代の人たちであるとの想定から、これまで、顧客のライフスタイル分析やニーズ調査、使い勝手の検証などを行ってきた。その結果、日本の暮らしに合わせた使いやすい機能と、こだわりのデザインを形にした新コンセプト家電として「Jコンセプト」を誕生させた。

 「Jコンセプト」シリーズは、日本の住まいにとけ込む、和のエッセンスを取り入れたシンプルで上質なデザインが統一して施されている。

 エアコンX/HXシリーズは、これまでの足元の暖かさへの不満を解消するため、フォルムを一新し、約35度の足元暖房(外気温2度、エアコン設定温度25度の場合)を実現した。掃除機MC-JP500Gは、「掃除機が重いと掃除がおっくうになる」との声を踏まえ、本体の重さを約2.0kgと軽量化した。(記事:南条 誠・記事一覧を見る

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