【木村隆のマーケット&銘柄観察】エンカレッジ・テクノロジは、個人情報の漏えいが追い風に

2014年8月28日 10:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エンカレッジ・テクノロジ <3682> (東マ)は8月18日に3995円の高値に買い進まれるなど、強い足取りを続けている。ベネッセホールディングス <9783> の顧客情報漏えい事件を受け個人情報の漏えいが社会的な問題となる中、同社が提供する情報セキュリティに対するニーズが強まっている。

  同社は、システム管理者が行った操作内容を克明に記録、システムトラブルや情報漏えいに際しての原因究明や、不正操作や操作ミスを予防する「システム証跡管理」製品(ESSREC)を提供している。

  システム無管理者が不正取得した銀行口座情報からカードを偽造する個人のクレジット情報の漏えい、あるいはシステムの設定ミスによる通信障害など、システム管理の不備、不正や誤操作で企業の信頼が失墜するケースが増えている。そうした人に依存するIT運用の欠陥を補うのが同社のESSRECで、需要は着実に増加している。

  今2015年3月期の第1四半期決算は売上げ2億6000万円(前年同期は未公表)、営業利益4600万円(同)となった。通期については売上げ14億8500万円(前年同期比26.7%増)、営業利益4億7100万円(同14.3%増益)を見込んでいる。

  同社ではシステムリスクとヒューマンリスク管理ソリューションの提供企業として、既存製品は、主にWindows8、WindowsServer2012対応のバージョンアップと品質向上に努めている。既存製品のクラウド化によるクラウドサービスの提供を2015年1月に予定しており、開発を進める方針だ。営業施策面では、金融業界への深耕施策として地方銀行、主要信用金庫への営業活動を強化している。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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