関連記事
【今日の言葉】国債買いと株の行方
『国債買いと株の行方』=日本の10年物国債利回りが、このところ0.50%を切り、米国の10年国債も2.3%台に低下、ドイツでも1.0%を切っている。先進国の国債利回りが急速に低下している。
株価が上昇すれば配当利回りが低下するのと同じように国債が買われているため利回りが低下している。
一般的には、軍事緊張や経済不安のある時は安心な『国債』、景気が良く企業々績の上向くときは『株』が選好される。ドイツは、教科書通り、株が下がり国債が買われている。
しかし、アメリカと日本は国債も株も買われる展開である。これは、どういうことか。
やはり、ドイツは経済不振の続く欧州にありウクライナ情勢緊迫化により、経済のいっそうの悪化が懸念される。これに比べアメリカはリーマンショックを克服しシエールガスを手にしたことから経済は好調である。日本も20数年におよぶバブル崩壊から安倍政権誕生で経済再生に向かって本格的に歩み始め、企業々績は好調である。
このため、世界のマネーは、国債と株の両方でアメリカと日本に目が向いている。言い換えれば、世界で安心して買える国はアメリカと日本ということである。安全保障面においても日米同盟が強化されている。
しばらくは、米中が世界で存在感をいっそう高めることになるだろう。NYダウの1万7500ドル、日経平均の1万6500円は十分に期待されるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】長大は続落も再業績上方修正・連続最高純益更新を手掛かりに超割安株買いが再燃余地(2014/08/04)
・【Newsで一枚】アールシーコアの二木浩三社長(2014/08/04)
・【木村隆のマーケット&銘柄観察】川本産業は口腔ケア用品が伸びる、海外向けも好調(2014/08/04)
・【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】スチュワードシップ・コードで浮上のサンワテクノス(2014/08/04)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク