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タキイ種苗、機能性野菜シリーズで赤紫色のミズナ「紅法師」を新発売
タキイ種苗は7日、2014年度の新品種として、サラダなど料理のアクセントにぴったりの赤紫色のミズナ「紅法師」を新発売すると発表した。
今回新発売の「紅法師」は、軸が鮮やかな赤紫色に色づき、春と秋の露地栽培やハウス栽培では、葉の緑と赤紫がより鮮やかなコントラストになる。
一般的に、赤紫色のアントシアニンを含むアブラナ科の野菜は、加熱調理すると色が抜けて緑色になりやすいが、「紅法師」は色抜けが比較的遅く、短時間の加熱なら、ほんのりと紫色が残る。さらに、シャキシャキの食感と、癖のない味がサラダなどのアクセントにぴったり。
「紅法師」にはポリフェノールの一種で、動脈硬化予防や目の健康維持などに効能が期待できるアントシアニンが、従来のミズナより10倍以上多く含まれている。用途や出荷形態に合わせて、ベビーリーフから青果規格まで幅広いサイズでの収穫も可能になっている。
タキイ種苗では、健康維持機能を持つ成分を多く含み、味もおいしい「機能性野菜」の開発に約20年前より取り組んできた。商品化された品種は「ファイトリッチ」シリーズと名付けられ、現在10種類以上になっており、「紅法師」もファイトリッチシリーズに含まれている。
価格は種子1袋、約1,360粒入りが346円。1袋20ML入が702円。(記事:高井ゆう子・記事一覧を見る)
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